2016年5月20日金曜日

  5・3 憲法集会(有明防災公園)
  
 「緊急事態条項」阻止でござる!
                     塚田  満

 ここ数年、GWは孫に会いに上京し、中央の憲法集会に参加しています。
今年7月は憲法を争点に参議院選挙があることからも、安倍政権打倒、野党共闘を推進の、熱気のある5万人集会でした。
1時間を超えるデモは東京分会時代のメーデーを思い出しました。長いデモはつらい分、その後のビールは格別です。

 安倍政権は改憲の突破口に緊急事態条項の新設を狙ってますが、その理由のひとつに東日本大震災時の対応をあげています。改憲派は現憲法下では、内閣に権限が集中せず、緊急車両に燃料がまわせなくて、1600人も救えなかったというのです。

 しかし4月30日のTBS「報道特集」では被災3県の消防本部や給油所を取材し「緊急車両は優先的に給油を受けたので燃料がなくて搬送できなかった事実はない」ことを明らかにしました。
また仙台市の奥山市長も「震災時には中央に権限が集中すると、被災自治体はかえって動きにくい」と震災と緊急事態条項の結びつけに違和感を表明しています。
震災を利用し、事実を曲げてまで推し進めるやりかたに怒りと改憲派の本気度を感じます。
憲法学者の木村草太氏はこの条項の実態は「内閣独裁権条項」と危険性を指摘しています。

 仙台で「みやぎ損保9条の会」の運動をとおして反対を広めて行こうと思います。

 ところで映画の話です。「殿、利息でござる!」を是非見てもらいたいのです。250年前の仙台市北部の貧しい街道宿の物語。武士目線の時代劇とは違い、庶民目線で描がかれます。冒頭から引き込まれ、見ながら涙、見終わると不思議な爽快感、やる気(中身は人それぞれ)が出ます。
一番見てほしいのは安倍首相、そして今話題の舛添知事です。

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